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         1970年代、日本でも超高層鉄骨高層建築が一般的になり、鉄骨の溶接後の非破壊検査がテーマになりました。電気抵抗溶接は、溶接条件が決定してその条件で溶接しても、溶接の可否は外観上判断出来ません。当時、「溶接後の溶接の健全性の可否を、溶接中に超音波で決定出来ないか」という、超音波探傷は関心を集めるテーマでした。そこで、電極に超音波素子を埋め込みそこから超音波を反射し、超音波が溶接部の液層と被溶接体の固体のインピーダンスの違いによる反射(深さ)を捕まえ、その液層の深さ(溶接部が生成される)が、ある値になったら溶接がされたものとして、溶接を終了する制御を考えました。 
       この論文は1974年、イスラエルのテルアビブで開催されたIIW(国際溶接学会)で発表した論文の抜粋です。学位論文のある1章で、これらをは日本建築学会で策定された「軟鋼中厚板の電気抵抗溶接規準」の溶接条件のベースになっています。 
         
       
       
         
       
        DEVELOPMENT 
          AND APPLICATION OF 
          NEW ULTRASONIC REFLECTION TECHNIQUE FOR 
          TESTING OF SPOT WELD FORMATION 
         
            
          
          
          
       
        
        
        
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