最近、都市、地方自治体に立つ大型マンションが出す生ゴミなどを、管理組合自体で焼却処分する方向で行政指導されてきています。その関係から、海外では数十年前から当たり前のことなのですが、最近になってやっと生ゴミデイスポーザのマンションへの設置が行なわれてきています。　問題は、生ゴミデイスポーザが発生する騒音です。隣家へ与える、また居間で寛ぐ、寝室で寝ている者への影響が問題になってきています。弊社では、そういったニーズにお応えするべく、生ゴミディスポーザの消音対策コンサルティング業務に携わって参りました。

　騒音解決の方法は大きく二つに分かれます。デイスポーザが生ゴミを砕く際に発生する騒音を小さく押さえるか、発生した騒音に対する遮音対策を行なうか、です。それらの要素の対策検討を重ね、その解決をはかることが、このプロジェクトのテーマです。

以下は報告書の一部です。
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生ゴミ処理中の流し水面のさざ波の観察により、エスロンシンクと流しの取り合いが
125Hz帯域の騒音発生にかなりの悪さをしていることが推察される。


トラップは壁側に強固に取り付け軟質な蛇腹配水管でエスロンシンク
の生ゴミ処理中の振動騒音の壁への固体伝搬を遮断する