大連タワー
所在地:中国遼東半島、大連
施工:新日本製鐵
構造:NSトラス工法
高さ:177m
三井物産の商談で、新日鉄からの見積り要請で、日数は1週間でおおまかな鋼材総重量を出すことが仕事でした。
見積りですから、お金に絡む話です。5%の誤差も許されません。180mのタワーの見積りを1週間の期日以内に間違い無く鋼材の総重量を出す事は、手計算ですからそれなりに、神経を使いました。
お蔭さまで大連タワーが出来たのですから、幸いでした。内藤多仲先生が、夏、胸のワイシャツのポケットにhemmi計算尺(電卓がありませんでした)を入れており、塔の変形を計算をなさっていたのが昨日のことのような気がします.